園だより
制作展の活動(年少) その3
作りたい物がだいぶ形になってきた頃、えのぐで色を塗ることにしました。何色にするのかは、自分だけの意見では決められない、みんなで作ったものだからみんなで決める。そんな経験もしているようです。「ピンクがいい」「黄色がいいな~」「じゃあピンクと黄色を混ぜてみるってのはどう?」というように、年少児でもきちんと“相談”して決めることができるんですね。お部屋が汚れないように新聞紙を敷いて…の途中で紙面に面白い絵を見つけ、お友だちと見入ってなかなか絵の具で塗るところまで辿り着かない…これも素敵な経験です。
制作展の活動(年長) その3
作り進めていく中で「脚が上手く立たないね」「手はこれでいいかなぁ」など、うまくいかないことがたくさん出てきます。そのたびにグループのお友だちや、時には担任にも相談しながら作っては相談し、作っては相談し、を繰り返している年長児。この繰り返しが考える力や発言力、達成感などにつながると思うとたくさん経験してほしいです。苦しいこともあるかもしれないけれど、がんばれ!
おには~そと~
2月2日の節分に、幼稚園では今年も豆まきをしました。今年は本物の豆ではなく、新聞紙を丸めて豆を作りました。豆サイズ、みかんサイズ、りんごサイズなどいろいろな大きさの豆ができました。ダンボールで作った鬼を見ると、「早くやりたい!」とやる気満々。「おには~そと~、ふくは~うち~」の掛け声とともに鬼の中に豆を投げ入れて楽しみました。時々「ふくは~そと~」なんて言う声も聞こえましたけどね…。
制作展の活動(年長) その2
ダンボールやビニール袋、新聞紙などでそれぞれの動物の本体ができてきました。動物ができたら完成、ではなく、水辺に生息している動物のグループは池を作ったり、木の上に棲んでいる動物のグループは木を作ったりと、当たり前のように周辺の環境も作っています。木の葉っぱも一枚一枚とっても丁寧に切っていました。
一人一人が別々のことをするのではなく、グループのお友だちみんなで同じ作業をすることで“協力”している意識が伝わってきます。使いたい物がある時にはグループのみんなで「白い画用紙ください」のように先生にもらいに行くんですよ。